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医薬品GDPの倉庫内補修

2026/08/04(2026/07/22)
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医薬品GDP
医薬品GDPの倉庫内補修

こんにちは。

今回は倉庫内の補修について考えてみましょう。

倉庫内の補修は「建物をきれいにする」ことが目的ではなく、「医薬品の品質を維持する環境を確保する」ことが目的です。壁や床、天井の小さな損傷でも、放置すると異物混入や害虫侵入、温度・湿度管理への影響につながる可能性があります。

なぜ補修が必要なのか

倉庫内にひび割れや穴、塗装の剥がれがあると、次のようなリスクがあります。

  • ほこりや異物が発生する
  • 雨水や湿気が侵入する
  • 害虫・ねずみの侵入口となる
  • 清掃しにくくなり衛生状態が悪化する
  • 医薬品の品質に悪影響を及ぼす可能性がある

GDPでは、このようなリスクを未然に防ぐため、施設設備を適切な状態に維持することが求められています。

点検すべき主な箇所

    • ひび割れ
    • 欠け・段差
    • 塗装の剥離
    • 水たまりの発生
    • 穴や亀裂
    • 塗装の剥がれ
    • カビや汚れ
  • 天井
    • 雨漏り跡
    • 結露
    • ボルトや部材の緩み
  • シャッター・出入口
    • 隙間の有無
    • パッキンの劣化
    • 開閉不良

 

補修時の注意点

補修工事を行う際は、医薬品への影響を十分に考慮します。

  • 作業エリアを区画する
  • 医薬品を養生または移動する
  • 補修時の粉じん対策を実施する
  • 使用する塗料や接着剤の臭気に注意する
  • 作業終了後は十分に清掃する
  • 補修完了後に異常がないことを確認する

補修後に確認したいこと

補修が完了したら、以下を確認・記録します。

  • 補修箇所に異常がない
  • 清掃が完了している
  • 異物が残っていない
  • 温度・湿度管理へ影響がない
  • 必要に応じて写真を撮影し、補修記録を保存する

現場でのワンポイント

「小さなひびだから大丈夫」と考えず、早めに補修することがGDPでは重要です。

小規模な補修であれば短時間・低コストで済みますが、放置すると雨漏りや害虫侵入、品質リスクにつながり、大規模な修繕や医薬品への影響を招く恐れがあります。

まとめ

医薬品GDPでは、倉庫内の補修は施設設備の維持管理の一環です。定期点検で損傷を早期発見し、リスク評価を行ったうえで適切に補修・記録を残すことで、医薬品の品質を保ち、安全な流通を支えることができます。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

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