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医薬品GDPの薬剤師

2026/04/27(2026/04/10)
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医薬品GDP
医薬品GDPの薬剤師

こんにちは。

今回は薬剤師について考えてみましょう。

医薬品GDPにおいて、薬剤師は「薬を保管・運ぶ人」ではなく、「品質と患者安全を守る最終責任者の一人」という意識が重要です。日本の医薬品GDPガイドラインは、流通中の品質維持と偽造品混入防止を重視しています。

温度・保管条件の管理

  • 医薬品ごとの保管条件(常温・冷所・遮光など)を正確に把握する
  • 倉庫や保冷庫の温度記録を確認する
  • 温度逸脱があれば、出荷停止・原因確認を行う
  • 温度計やロガーの校正状況も確認する

ポイント:
「保管していた」ではなく、「適正条件だったと証明できる」ことが大切です。

入出庫・在庫の適正管理

  • 入荷時の外装破損、封印状態、期限を確認
  • ロット番号・使用期限を記録
  • 先入れ先出し(FEFO)を徹底
  • 在庫差異や紛失の早期発見

ポイント:
取り違えや期限切れ出荷は重大事故につながります。

偽造品・逸脱品の防止

  • 正規ルート品か確認
  • 異常な包装、ラベル違い、封緘破損を見逃さない
  • 回収品・返品・不適合品を通常品と明確に区分保管

ポイント:
「怪しいけど使える」は厳禁です。疑義があれば隔離・報告。

出荷判定と輸送確認

  • 出荷前に保管状態、期限、数量を確認
  • 温度管理が必要な製品は輸送方法も確認
  • 配送中の事故や遅延情報を把握

ポイント:
倉庫を出た後も品質責任は続く意識が必要です。

SOP(手順書)遵守と教育

  • 手順書どおりに作業する
  • 自己流判断をしない
  • 新人教育・定期訓練を行う
  • 記録の書き漏れ防止

ポイント:
GDPは「ルールを守った証拠」が重要です。

清潔・衛生・防虫防鼠管理

  • 保管エリアの清掃状況確認
  • 異物混入リスク管理
  • 害虫・ねずみ対策の点検

ポイント:
医薬品は衛生環境も品質の一部です。

異常時の初動対応

  • 停電、空調故障、災害時の対応手順確認
  • 温度逸脱時の製品隔離
  • 関係部署への迅速連絡

ポイント:
異常時ほど薬剤師の判断力が問われます。

まとめ

薬剤師のGDPで大切なのは、
「異常を見逃さない」「記録を残す」「曖昧な判断をしない」
この3つです。
患者に届くまで品質を守る視点が、GDPの基本です。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

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