文書化の基本的な考え方
GDPでは次の2つが求められます。
- やるべきことを文書で定める(手順書)
- やったことを記録として残す(記録書)
つまり、
「ルール」と「実績」の両方を残すことが重要です。

こんにちは。
今回は文書化について考えてみましょう。
文書化は単なる書類作りではなく、品質を守るための“証拠”と“再現性の担保”です。
GDPでは次の2つが求められます。
つまり、
「ルール」と「実績」の両方を残すことが重要です。
① 手順書(SOP:標準作業手順書)
日常業務のやり方を定めた文書です。
例:
ポイント
・誰がやっても同じ品質になる内容にする
・曖昧な表現を避ける(例:「適切に」ではなく具体的に)
② 記録(Records)
実際に行った作業の証拠です。
例:
ポイント
・後から追跡できること(トレーサビリティ)
・改ざん防止(訂正ルールの明確化)
③ 品質関連文書
品質を維持するための管理文書です。
例:
① 最新版管理(版管理)
「最新版だけを使う」仕組みが必要
② 記録のリアルタイム性
後書きは信頼性が下がる
③ 記録の完全性(ALCOA原則)
代表的な考え方:
データインテグリティの基本
④ 訂正ルール
「修正履歴が残る」ことが重要
文書は「作ること」より
「運用されているか」が評価される
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理
リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)
BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)
医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。
