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医薬品GDPの冬場の温度対策

2026/01/16(2026/01/15)
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医薬品GDP
医薬品GDPの冬場の温度対策

こんにちは。

今回は冬場の温度対策について考えてみたいと思います。

医薬品の品質は「高温」だけでなく、「低温」によっても大きく影響を受けます。
特に冬場は外気温の低下により、凍結や過度な冷却といったリスクが高まるため、GDPに基づく温度管理が重要となります。

 

冬場における温度逸脱リスク

冬季は以下のような要因により、医薬品が管理温度を下回る可能性があります。

  • 外気温の低下(早朝・夜間・寒波時)

  • トラック荷台や倉庫出入口付近の冷え込み

  • 暖房停止時間帯(夜間・休日)

  • 空調の設定ミスや機器トラブル

特に「室温保存(1~30℃)」の医薬品でも、0℃付近まで低下すると品質に影響を与える可能性があります。

低温・凍結が医薬品に与える影響

低温や凍結は、以下のような品質劣化を引き起こすおそれがあります。

  • 注射剤・輸液の成分分離、沈殿、容器破損

  • ワクチンや生物由来製品の有効性低下

  • シロップ剤や懸濁剤の物性変化

これらは外観上すぐに異常が分からない場合も多く、知らないうちに品質不良品を流通させてしまうリスクがあります。

冬場の倉庫内温度管理のポイント

GDPでは、年間を通じた適切な温度管理が求められています。冬場は特に次の点に注意します。

  • 倉庫内温度の連続モニタリング(温度ロガーの活用)

  • 出入口付近・外壁側・床付近など低温になりやすい場所の重点管理

  • 夜間・休日も含めた最低温度の確認

  • 暖房設備の定期点検と設定温度の適正化

冬場の輸送時における注意点

輸送中も、外気温の影響を受けやすいため注意が必要です。

  • 冷え込みが強い時間帯の輸送では、保温対策を実施

  • 保冷剤の誤使用(冬場に不要な冷却を行わない)

  • 車両内温度の記録と確認

  • 到着時の温度確認と異常時の報告

温度逸脱時の対応

万が一、管理温度を下回った場合は、

  • 速やかに製品を隔離

  • 温度・時間・影響範囲を記録

  • 管理薬剤師や品質部門へ報告

  • 出荷可否を評価し、必要に応じて廃棄・返品対応

といったGDPに基づく対応が必要です。

まとめ

冬場の温度管理は「凍らせない」ことが最大のポイントです。
高温対策と同じレベルで低温リスクを意識し、記録・確認・対応を徹底することが、医薬品の品質を守ることにつながります。

作成 :薬剤師 菅沼一茂

 

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株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

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