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医薬品GDPの温度管理

2026/04/24(2026/04/10)
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医薬品GDP
医薬品GDPの温度管理

こんにちは。

今回は日中、早朝の温度管理について考えてみましょう。

医薬品GDPでは、日中の高温と早朝の低温の両方を「温度逸脱リスク」として管理する必要があります。特に春・秋は、日中と朝方で温度差が大きくなりやすく、倉庫や車両の庫内でもホットスポット・コールドスポットが発生しやすくなります。

日中の高温対策

主なリスク

  • 屋根・壁面からの熱侵入
  • シャッター開閉による外気流入
  • 荷捌き場の滞留
  • 車両荷室の温度上昇

対策

  • 出荷・入荷を朝夕に集中させる
  • シャッター開放時間を最小化
  • 荷捌き場にエアカーテン・ビニールカーテン設置
  • 日射の当たる壁際や上段ラックを重点監視
  • 保冷剤・断熱材・保冷ボックスを使用
  • 車両は積込前に予冷する

早朝の低温対策

主なリスク

  • 冬季の外気流入
  • 床面・壁際の冷え込み
  • 早朝の暖機不足
  • 冷気だまり

対策

  • 始業前に空調立上げ(プレヒート)
  • 床置き禁止、パレット保管徹底
  • 外壁側・出入口付近の温度重点監視
  • 冬季は搬出入時間を見直す
  • 車両荷室を事前暖機

GDPで重要な管理ポイント

 

  • 温度マッピングの実施
    季節別・時間帯別に温度分布を確認し、危険箇所を把握する。
  • 連続温度監視
    高温部・低温部にロガー設置し、警報設定する。
  • 逸脱時の手順整備
    発生時の隔離、品質確認、記録、報告フローを明確化する。
  • 教育訓練
    「気温差が大きい日は要注意」という現場意識づけを行う。

 

現場向けのひとこと

「日中の暑さ」と「早朝の冷え込み」は、どちらも医薬品品質に影響します。
“1日の中の温度変化”を見越して、先回り管理することがGDPの基本です。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

医薬品物流の見直し、ぜひ丸総にご相談ください

製薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。

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