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医薬品GDPの包装

2026/04/30(2026/04/10)
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医薬品GDP
医薬品GDPの包装

こんにちは。

今回は包装について考えてみましょう。

包装の基本目的

医薬品の品質・有効性・安全性を維持することが最優先です。
包装には次の役割があります。

  • 温度変化から守る
  • 衝撃や振動を防ぐ
  • 雨・ほこり・汚染を防ぐ
  • ラベル情報を保護する
  • 誤配送や取り違えを防ぐ
  • 改ざんや盗難リスクを下げる

GDPで重視される包装の考え方

GDPでは、医薬品の特性に合わせて包装方法を決める必要があります。特に重要なのは以下です。

温度管理に適した包装

  • 常温品:直射日光や高温を避ける断熱対策
  • 冷蔵品:保冷箱、保冷剤、温度ロガーの使用
  • 凍結厳禁品:凍結防止材の使用

→ 「指定温度を守れるか」を事前に確認することが大切です。

輸送環境を想定した包装

  • 積み替え時の衝撃
  • 車内の温度上昇
  • 長時間輸送
  • 雨天時の荷扱い

→ 想定リスクに耐えられる包装設計が必要です。

現場での具体的な注意点

出荷前

  • 外装箱の破損・汚れ確認
  • ラベル表示の確認(品名、ロット、温度条件)
  • 緩衝材の適正配置

輸送中

  • 荷崩れ防止
  • 他製品との混載リスク確認
  • 温度逸脱の監視

納品時

  • 開封時の異常確認
  • 箱つぶれ・水濡れ確認
  • 温度記録の確認

現場でよくあるNG例

  • 保冷品を通常ダンボールで発送
  • 保冷剤が製品に直接接触して凍結
  • 箱内に隙間が多く、輸送中に破損
  • 外装に温度条件表示なし
  • 再利用箱の汚れ確認不足

 

物流担当者へのポイント

「運べればよい」ではなく、「届くまで品質を守る」意識がGDP包装の基本です。
包装は医薬品を守る最後の砦なので、製品特性・輸送条件・季節リスクを踏まえた運用が重要です。

作成 :薬剤師 菅沼一茂

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

医薬品物流の見直し、ぜひ丸総にご相談ください

製薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。

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