温度データを解析する
まずは取得した温度データを確認します。
- 温度基準を超えた場所はないか
- 最も高温・低温となる場所(ホットスポット・コールドスポット)はどこか
- 扉付近や窓際など、温度変化が大きい場所はないか
- 空調停止時や休日に温度変化が大きくならないか
単に平均温度を見るだけでなく、「最大値」「最小値」「変動幅」まで確認することが重要です。

こんにちは。
今回は温度マッピング実施後の対応について考えてみましょう。
温度マッピングは、「実施して終わり」ではありません。本当に重要なのは、結果を評価し、その結果を日常管理へ反映することです。医薬品GDPでは、温度マッピングの結果をもとに保管環境のリスクを把握し、継続的な品質維持につなげることが求められます。
まずは取得した温度データを確認します。
単に平均温度を見るだけでなく、「最大値」「最小値」「変動幅」まで確認することが重要です。
解析結果から、医薬品への影響を評価します。
例えば、
このような結果であれば、
「どの医薬品を保管しても問題ないか」
という視点でリスク評価を行います。
温度異常が確認された場合は改善を行います。
例えば、
改善内容は記録として残します。
改善したら終わりではありません。
改善が有効だったことを確認するため、
改善効果を客観的なデータで確認します。
マッピング結果は日常管理にも活用します。
例えば、
一度得られたデータは、継続的な品質管理の基礎となります。
温度マッピングは一度実施すれば永久に有効ではありません。
次のような変更があった場合は再実施を検討します。
GDPでは、保管環境に影響する変更時の再評価が重要です。
温度マッピングは**「測定」ではなく「改善活動」のスタート**です。
測定 → 解析 → リスク評価 → 改善 → 効果確認 → 日常管理へ反映という流れを継続することで、医薬品の品質を維持し、GDPが求める適切な保管環境を確保できます。これは監査でも重視されるポイントであり、温度マッピング結果をどのように運用へ活かしているかを説明できるようにしておくことが大切です。
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理
リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)
BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)
医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。
薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。
▶︎ [お問い合わせはこちら]
メディカル担当
電話:0548-32-0770
e-mail:sales@marusoh-el.co.jp
