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医薬品GDPの医薬品の完全性

2025/11/20(2025/11/11)
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医薬品GDP
医薬品GDPの医薬品の完全性

こんにちは。

今回は医薬品の完全性について考えたいと思います。

医薬品の完全性とは、製造業者から医療機関・薬局などの最終販売先に至るまで、医薬品がその品質・有効性・安全性を保ったまま流通することを指します。
これはGDPの根幹をなす考え方です。

完全性保持の目的

医薬品は人の健康・生命に直接関わるものであり、わずかな品質変化も重大な結果を招く可能性があります。
そのため、輸送や保管など流通のあらゆる段階で、製造時と同等の品質状態を維持することが求められます。

完全性を脅かす主なリスク

医薬品の完全性を損なう要因には、以下のようなものがあります。

  • 温度管理の不備:適正温度を逸脱することによる品質劣化

  • 湿度・光の影響:化学的安定性の低下

  • 機械的衝撃や振動:包装破損、内容物への影響

  • 異物混入・汚染:防虫防鼠・清掃管理の不足

  • 偽造・混同・盗難:セキュリティ管理の不備

完全性確保のための仕組み

GDPガイドラインでは、完全性を確保するために以下のような管理が求められています。

  • 温度・湿度のモニタリングと記録

  • 輸送容器・設備の適格性評価

  • 異常発生時の対応手順(逸脱・変更管理)

  • トレーサビリティの確保(記録・ラベル・シリアル管理)

  • セキュリティ対策(アクセス制限、防犯設備)

これらの活動を通じて、医薬品の品質に関する完全性の証明が可能となります。

現場における留意点

倉庫担当者や輸送業者は、
「医薬品は単なる荷物ではなく、品質を守る責任を伴う製品である」という認識を常に持つことが重要です。

  • 温度ロガーによる実測値の確認

  • 製品ラベル・包装状態の目視チェック

  • 異常時の迅速な報告体制の整備

これらの基本動作を徹底することで、日々の業務の中で医薬品の完全性を守ることができます。

まとめ

医薬品GDPにおける「完全性」とは、
品質・有効性・安全性を損なうことなく、製品本来の状態を最終使用者まで維持することです。
これは単なる品質管理の一部ではなく、流通に携わるすべての関係者の使命です。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

医薬品物流の見直し、ぜひ丸総にご相談ください

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