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医薬品GDPの受領

2025/12/12(2025/12/09)
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医薬品GDP
医薬品GDPの受領

こんにちは。

今回は受領について考えたいと思います。

医薬品GDPにおける「受領」は、医薬品が適切な状態で供給されているかを確認し、
その品質と完全性を確保するための最初の重要プロセスです。
受領時の管理が不十分な場合、以降の保管・出荷工程すべてに影響を及ぼすため、
極めて重要な手順とされています。

受領の目的

  • 運送中の温度管理や破損の有無を確認し、医薬品の品質が維持されているか評価する。

  • 正しい製品が、正しい数量で、正規の取引先から届いていることを確認する。

  • 不備がある場合に、速やかに隔離・報告し、不適合品が流通しないようにする。

受領時の基本確認項目

(1) 外観・包装状態の確認

  • 外箱の破損・汚れ・湿気・開封痕の有無

  • 梱包の潰れ、漏れ、液体製剤のにじみ

  • テープの貼り直し等の 改ざん疑い がないか

(2) 温度管理状況の確認

  • 冷蔵品・凍結品・室温品の温度逸脱の有無

  • 同梱された温度ロガーのデータ確認

  • 暑熱期・寒冷期は、外観・結露・凍結の兆候にも注意

(3) 製品情報の確認

  • 製品名、規格、ロット番号、使用期限

  • 伝票・納品書との照合

  • 必要に応じてバーコード/2次元コードによる照合

(4) 取引の正当性確認

  • 差出人が適格な仕入先であるか

  • 不正なルートからの医薬品が混入していないか

  • 輸送容器の封印シール(Seal)の破損有無

受領後の対応

(1) 合格品としての受入処理

  • システムへの入庫処理

  • 適切な保管エリアへ迅速に移動(温度帯ごとに分ける)

(2) 不適合品/疑義品の隔離

次のような場合は 即座に隔離し、責任者へ報告:

  • 温度逸脱

  • 破損・汚染

  • 封印の破損、改ざんの疑い

  • ロット/使用期限不一致

  • 注文していない医薬品の混入

隔離後、仕入先へ連絡し、処置(返品、再出荷、調査)を実施。

GDPにおける記録(Records)

受領時には次の情報を記録し、トレーサビリティ確保が必要です。

  • 日時

  • 製品情報(ロット、期限、数量)

  • 受領者

  • 温度記録(冷蔵品・凍結品など)

  • 外観異常の有無

  • 不適合発生時の処置内容

記録はGDPガイドラインに従い、適切な期間保管する。

受領は“最初の品質ゲート”

医薬品GDPでは、受領は単なる作業ではなく、
品質を守る「最初の関門」 と位置づけられます。

  • 品質異常を“倉庫に入れない”

  • 不正流通を“倉庫に入れない”

  • 温度逸脱を“倉庫に入れない”

すべての品質確保は、この受領プロセスから始まります。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

医薬品物流の見直し、ぜひ丸総にご相談ください

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丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。

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