メディカルロジスティクスサイト

トップページ > 物流コラム

医薬品GDPの鳥対策

2026/04/16(2026/04/06)
0
医薬品GDP防虫防鼠対策
医薬品GDPの鳥対策

こんにちは。

今回は倉庫の鳥対策を考えたいと思います。

鳥対策は、見落とされがちですが汚染リスク(糞・羽・寄生虫)や製品品質への影響という観点で非常に重要です。

なぜ鳥対策が必要か?

なぜ鳥対策が必要か?

倉庫や物流拠点に鳥が侵入・滞留すると、次のようなリスクが発生します。

  • フンによる汚染(微生物・病原菌)
  • 羽毛・ダニの混入(異物混入)
  • 梱包資材の汚損
  • 衛生環境の悪化 → GMP/GDP違反につながる可能性

特に医薬品では「清潔で管理された環境」が必須のため、鳥=重大な衛生リスクと考えます。

よくある侵入ポイント

鳥はわずかな隙間から侵入します。

  • シャッターの開放時
  • 屋根の隙間・破損部
  • 換気口・通気口
  • トラックバース周辺
  • 軒下・梁(はり)の上

一度住み着くと「巣」を作るため、早期対応が重要です。

主な対策(実務向け)

1)侵入防止(最重要)

  • 防鳥ネットの設置(開口部・天井部)
  • シャッターの開閉管理(開けっぱなし禁止)
  • 隙間の封鎖(パッキン・シーリング)
  • エアカーテンの設置

 「入れない」が基本原則

2)止まり防止

  • 防鳥スパイク(針状器具)
  • ワイヤー・テグス設置
  • 梁・照明上への設置

鳥は「止まれる場所」があると居着きます

3)忌避対策

  • 超音波装置
  • 反射テープ・光反射材
  • 擬似天敵(カラス模型など)

ただし、慣れると効果低下するため補助的手段

4)清掃・環境管理

  • フンの即時除去
  • 巣の撤去(※法令注意)
  • 餌となるものの排除(ゴミ・昆虫)

「居心地を悪くする」ことが重要

GDP的に重要なポイント

医薬品GDPでは以下の考え方が重要です。

  • 「異物混入防止」の一環として鳥対策を実施
  • 害虫・害獣管理プログラムに含める
  • 定期点検・記録(監査対応)
  • 外部業者(防除業者)との連携

ネズミ・昆虫と同じく「鳥も管理対象」

注意点(実務でよくあるミス)

  • 「たまに来るだけ」と放置する
    → 定着リスクあり
  • 忌避装置だけに頼る
    → 効果が限定的
  • 対策後の点検をしない
    → 再侵入を見逃す

 

まとめ

鳥対策の基本はシンプルです。

入れない・止まらせない・住ませない

これを継続的に管理することが、GDP遵守と品質維持につながります。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

医薬品物流の見直し、ぜひ丸総にご相談ください

製薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。

▶︎ [お問い合わせはこちら]

メディカル担当

電話:0548-32-0770

e-mail:sales@marusoh-el.co.jp

お問い合わせ

医薬品・医療機器の物流に関することや資料請求はお気軽にお問い合わせください