倉庫内の温度管理を徹底する
冷房設備が稼働していても、出入口付近や窓際、天井付近では温度が高くなる「ホットスポット」が発生することがあります。
- 温度・湿度を定期的に確認する
- 温度記録計(データロガー)が正常に作動していることを確認する
- ドアの開放時間をできるだけ短くする
- 温度逸脱があれば速やかに報告・記録する

こんにちは。
今回は真夏の注意点について考えたいと思います。
真夏は、医薬品の品質を維持するうえで一年の中でも特に注意が必要な季節です。外気温が35℃を超える日も珍しくなく、倉庫や車両の温度上昇、作業者の体調不良など、さまざまなリスクが高まります。目的は、医薬品を患者様へ届けるまで品質を維持することです。そのため、夏季特有のリスクを理解し、日々の業務で適切な対策を実施することが重要です。
冷房設備が稼働していても、出入口付近や窓際、天井付近では温度が高くなる「ホットスポット」が発生することがあります。
炎天下では、停車中の車両内温度が短時間で非常に高くなります。
作業者の体調不良は、誤出荷や取り扱いミスにつながる可能性があります。
高温だけでなく、高湿度も品質リスクとなります。
除湿設備を適切に使用し、湿度の管理状況も記録します。
GDPでは、「問題が起きなかったこと」ではなく、「適切に管理・記録したこと」が重要です。
例えば、
これらは原因・対応・再発防止策(CAPA)まで記録し、必要に応じて品質影響評価を行います。
真夏は「温度」「湿度」「輸送」「人」の4つのリスクが同時に高まる季節です。GDPでは、品質を維持するための予防管理が最も重要となります。
日頃から設備の点検、温湿度の監視、作業者の体調管理、そして異常時の迅速な報告・記録を徹底することで、医薬品の品質を確実に守ることができます。夏季だからこそ「いつも以上に確認する」という意識を持ち、安全で適正な医薬品流通を維持しましょう。
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理
リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)
BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)
医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。
薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。
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