なぜ職務記述書が必要なのか
職務記述書の整備には、以下の重要な目的があります。
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責任の所在を明確にする
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業務の属人化を防止する
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教育訓練内容を明確にする
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逸脱・トラブル発生時の対応責任を明確にする
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監査・自己点検への対応を容易にする
特に医薬品物流では、
「知らなかった」「自分の担当ではない」といった言い訳は通用しません。
職務記述書は、品質保証体制の土台となる文書です。

こんにちは。
今回は職務記述書について考えたいと思います。
医薬品GDPにおける職務記述書とは、
誰が・どの業務を・どこまでの責任で行うのかを明確に文書化したものです。
医薬品は品質・安全性が極めて重要な製品であるため、
業務の曖昧さや責任の不明確さは、品質事故や法令違反の原因となります。
そのためGDPでは、
各職員の役割・責任・権限を明確に定め、文書として管理することが求められています。
職務記述書の整備には、以下の重要な目的があります。
責任の所在を明確にする
業務の属人化を防止する
教育訓練内容を明確にする
逸脱・トラブル発生時の対応責任を明確にする
監査・自己点検への対応を容易にする
特に医薬品物流では、
「知らなかった」「自分の担当ではない」といった言い訳は通用しません。
職務記述書は、品質保証体制の土台となる文書です。
職務記述書には、一般的に次の項目を記載します。
① 職位・役割
例:管理責任者、品質管理責任者、倉庫担当者、配送担当者 など
② 主な業務内容
医薬品の受領・保管・出庫
温度管理・記録確認
逸脱・苦情・回収対応
外部委託先の管理 など
③ 責任範囲
自ら判断できる事項
上長へ報告・承認が必要な事項
最終責任の所在
④ 権限
出庫停止の判断権限
不適合品の隔離指示
手順書改訂の提案権限 など
⑤ 必要な資格・教育訓練
薬剤師資格の有無
GDP教育訓練の受講
OJT・定期教育の実施状況
GDPでは、
業務は適切な能力を有する者が実施することが原則です。
職務記述書は、
その業務を誰が担当するのか
その人が適切な教育を受けているか
を裏付ける客観的な証拠文書となります。
そのため、
教育訓練記録や組織図と整合性が取れていることが重要です。
職務記述書は、作って終わりではありません。
組織変更・業務変更時には見直し・改訂を行う
実際の業務内容と乖離がないか定期的に確認する
職員本人に内容を周知・理解させる
これらを怠ると、
監査時に「形骸化している」と指摘される原因となります。
職務記述書は責任と役割を明確にするための重要文書
医薬品GDPでは品質確保の根幹を支える仕組み
教育訓練・手順書・組織体制とセットで運用することが重要
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理
リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)
BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)
医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。
製薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
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