スタッフ目線で見るGDPの進行(全体像)
① 入荷 → ② 保管 → ③ ピッキング → ④ 出荷 → ⑤ 輸送 → ⑥ 記録・報告
この流れが毎日、同じ品質レベルで回っていることが重要です。

こんにちは。
今回は進行におけるスタッフの位置づけについて考えてみたいと思います。
医薬品GDPでいう進行とは、
医薬品が「入荷」してから「保管」され、「出庫・輸送」されるまでの一連の流れが、決められたルール通りに滞りなく行われている状態
を指します。
つまり、特別な作業ではなく、普段の業務そのものがGDPです。
① 入荷 → ② 保管 → ③ ピッキング → ④ 出荷 → ⑤ 輸送 → ⑥ 記録・報告
この流れが毎日、同じ品質レベルで回っていることが重要です。
目的:問題のある医薬品を現場に入れないこと
スタッフが意識する点:
外装破損・汚れ・濡れがないか
冷蔵・定温品が常温放置されていないか
ロット・数量が合っているか
異常があれば止める・報告することがGDP上とても重要
目的:品質を保ったまま保管し続けること
スタッフが関与する点:
決められた保管場所を守る
冷蔵庫・定温庫の扉を開けっぱなしにしない
異音・結露・霜付きなどに気づいたら報告
温度管理は設備任せではなく、人の気づきが最後の砦
目的:正しい医薬品を、正しい状態で取り出すこと
注意点:
先入先出(FEFO)を守る
表示(ロット・期限)を確認
落下・圧迫・取り扱いミスをしない
急いでいる時ほどGDP違反が起きやすい
目的:品質を保ったまま外へ出すこと
スタッフが行うこと:
梱包方法を守る(保冷材・緩衝材)
冷蔵品を常温エリアに長く置かない
出荷前の取り違え防止確認
出荷前は最後の品質確認ポイント
目的:輸送中も品質が守られる前提を作る
温度帯の指示が正しく伝わっているか
委託先(ドライバー等)への注意事項共有
異常時の連絡ルートを理解しているか
運んでいる人任せにしないのがGDP
目的:あとから「問題なかった」と説明できるようにする
スタッフにとってのポイント:
チェック表は「後で書かない」
異常は小さくても記録・報告
記録=自分を守る証拠
記録がない=やっていないのと同じ扱い
GDPは「難しいルール」ではない
いつもの作業を、決められた通りに行うこと
気づいたら「止める・報告する」勇気が品質を守る
一人ひとりの行動が、患者さんの安全につながっている
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理
リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)
BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)
医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。
製薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
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