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医薬品GDPの監査の流れ

2026/02/18(2026/02/05)
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医薬品GDP
医薬品GDPの監査の流れ

こんにちは。

今回は監査の流れについて考えたいと思います。

医薬品GDP監査とは?

「GDPに沿って日常業務がきちんと運用されているか」を第三者(または自社)が確認するものです。
書類だけでなく、現場の実態(保管・輸送・作業手順)が重視されます。

全体の流れ(まずは俯瞰)

①監査準備
② オープニングミーティング
③ 文書確認
④ 現場確認
⑤ インタビュー
⑥ 指摘事項の整理
⑦ クロージングミーティング
⑧ 是正対応・フォローアップ

① 監査準備(事前段階)

監査前に行われる下準備

  • 監査範囲の決定(倉庫、輸送、委託先など)

  • 監査日程の調整

  • 提出資料リストの提示

    • 手順書

    • 記録類(温度、教育訓練、逸脱など)

ここでのポイント
「普段使っている最新版の手順書・記録」が出せるかが重要。

② オープニングミーティング

監査のスタート宣言

  • 監査目的・範囲の説明

  • 当日のスケジュール確認

  • 監査方法(文書・現場・インタビュー)

*ここで緊張しなくてOK
「確認の場」であり、「詰問の場」ではありません。

③ 文書確認(ドキュメントレビュー)

GDP監査の基本は文書確認

主に見られるもの:

  • GDP手順書(保管、輸送、温度管理、逸脱管理など)

  • 記録類

    • 温度記録

    • 教育訓練記録

    • 苦情・回収・逸脱対応記録

*監査でよくある視点

  • 手順書と実際の運用が一致しているか

  • 記録がALCOA+を満たしているか

④ 現場確認(ウォークスルー)

物流担当者にとって一番重要な場面

確認されやすいポイント:

  • 倉庫内の温度管理・区画管理

  • 医薬品と一般物の分離

  • 防虫防鼠対策

  • ピッキング・出庫作業の流れ

* よくある指摘例

  • 表示が不十分

  • ルールはあるが守られていない

⑤ インタビュー(ヒアリング)

現場スタッフへの質問

例:

  • 「この作業はどの手順書に書いてありますか?」

  • 「温度逸脱が起きたらどうしますか?」

*重要ポイント

  • 暗記ではなく「理解しているか」を見られる

  • “普段どおりの説明”が一番良い

⑥ 指摘事項の整理

監査側が確認結果をまとめる

指摘の種類:

  • 重大な不備(Critical / Major)

  • 改善が望ましい点(Minor)

*指摘=悪ではない
GDPでは「改善の継続」が前提。

⑦ クロージングミーティング

監査結果の口頭説明

  • 指摘事項の概要説明

  • 是正対応の考え方・期限の説明

この場で必ず確認

  • 指摘の意図

  • 対応期限

  • 追加資料の有無

⑧ 是正対応・フォローアップ

監査後が本当のスタート

  • 是正計画書の作成

  • 手順書改訂・再教育

  • 再発防止策の実施

* 物流現場で重要なのは
「記録に残すこと」「次回監査につなげること」

まとめ(現場向け一言)

  • GDP監査は日常業務の延長線

  • 特別な対応より「普段どおり」が一番強い

  • 文書 × 現場 × 人の一致が合格のカギ

作成 :薬剤師 菅沼一茂

 

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

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