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医薬品GDPの倉庫清掃の工夫

2026/07/22(2026/07/10)
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医薬品GDP
医薬品GDPの倉庫清掃の工夫

こんにちは。

今回は倉庫清掃の工夫を考えたいと思います。

医薬品GDPでは、倉庫の清掃は単なる美化活動ではありません。医薬品の品質を維持し、異物混入や害虫発生を防ぐための品質管理活動です。効率よく清掃を行いながら、GDPに適合した環境を維持するためには、いくつかの工夫が効果的です。

「汚れやすい場所」を重点的に清掃する

毎日すべてを同じように清掃するよりも、汚れが発生しやすい場所を重点的に管理します。

  • 搬入口・シャッター周辺
  • パレット保管場所
  • ラック下・壁際
  • ゴミ箱周辺
  • フォークリフトの走行ルート

これらはホコリや虫が集まりやすいため、重点管理エリアとして設定すると効率的です。

清掃を「見える化」する

誰が・いつ・どこを清掃したかを記録します。

  • 清掃チェックシート
  • 清掃担当者表示
  • 月間清掃カレンダー
  • 写真によるビフォー・アフター記録

記録を残すことで、監査時にも清掃状況を説明できます。

曜日ごとに清掃内容を分ける

<頻度>     <清掃内容>
毎日 床・ゴミ回収・搬入口確認
毎週 ラック下・棚・窓枠清掃
毎月 高所・照明・空調吹出口・排水溝
定期 害虫トラップ確認・外周点検

フォークリフトも清掃対象にする

フォークリフトのタイヤや車体には土砂やホコリが付着します。

  • タイヤ清掃
  • 爪(フォーク)の汚れ除去
  • 運転席の清掃
  • オイル漏れ確認

車両から倉庫内へ汚染を持ち込まないこともGDPの重要な考え方です。

「清掃しやすい倉庫」を作る

日頃から整理整頓を行うことで清掃効率が向上します。

  • 床へ物を直置きしない
  • 通路を確保する
  • 清掃用具の置き場を決める
  • 不用品をため込まない

5S活動とGDPは密接に関係しています。

雨の日・夏場は清掃を強化する

湿気が多い時期はカビや害虫が発生しやすくなります。

特に確認するポイントは、

  • 搬入口の雨水
  • 結露
  • 水たまり
  • ダンボールの湿り
  • 排水溝

通常より点検回数を増やすことでリスクを低減できます。

ポイント

GDPでは、「汚れたら掃除する」のではなく、汚れる前に予防する清掃が重要です。清掃計画・記録・点検を組み合わせることで、医薬品の品質を守る安全な保管環境を維持できます。清掃活動は品質保証の一部であり、日々の小さな積み重ねが監査対応や品質リスクの低減につながります。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

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