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医薬品GDPの保管

2025/12/22(2025/12/17)
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医薬品GDP
医薬品GDPの保管

こんにちは。

今回は保管について考えたいと思います。

医薬品GDPにおける保管とは、医薬品の品質・有効性・安全性を維持したまま、

次の工程(出荷・輸送)へ確実につなぐための重要な管理プロセスです。

単に「倉庫に置く」ことではなく、温度・湿度・清潔性・区分管理・記録管理を

適切に行うことが求められます。

保管条件の遵守

医薬品は、それぞれ承認された保管条件があります。

  • 室温保存(例:1~30℃)

  • 冷所保存(2~8℃)

  • 凍結防止が必要な製品

  • 遮光・防湿が必要な製品

添付文書や製品表示に従い、逸脱が起きないよう管理することがGDPの基本です。

温度・環境管理

保管エリアでは、以下の管理が重要です。

  • 温度・湿度の常時監視または定期測定

  • 温度ロガーや自動記録装置の活用

  • 異常発生時の対応手順の明確化

特に医薬品物流倉庫では、
「いつ・どこで・どの程度逸脱したか」を説明できる記録が求められます。

区分保管の徹底

品質や法令上のリスクを防ぐため、医薬品は明確に区分して保管します。

  • 出荷可能品

  • 返品品

  • 不良品・破損品

  • 回収対象品

  • 使用期限切れ品

 混在を防ぐことが、誤出荷防止と品質確保につながります。

清潔性と防虫防鼠対策

保管場所は、医薬品に適した清潔な環境である必要があります。

  • 定期清掃の実施

  • 防虫・防鼠対策の実施と記録

  • 侵入リスクのある箇所の点検

異物混入や汚染は、
医薬品の完全性を損なう重大リスクとなります。

在庫管理と先入先出

医薬品は使用期限管理が極めて重要です。

  • 先入先出(FIFO)

  • 先期限先出(FEFO)

  • 使用期限の定期確認

これにより、
期限切れによる廃棄や誤出荷を防止します。

アクセス制限とセキュリティ

保管エリアへの立ち入りは、
必要な権限を持つ者のみに限定します。

  • 関係者以外の立入禁止

  • 施錠管理・入退室記録

  • 高リスク製品の特別管理

これは盗難防止・偽造医薬品流入防止の観点でも重要です。

まとめ

医薬品GDPにおける保管のポイントは、

  • 定められた保管条件を守る

  • 環境を監視・記録する

  • 区分管理を徹底する

  • 清潔性と防虫防鼠を維持する

  • 期限管理を確実に行う

これらを確実に実施することで、
医薬品の品質を患者さんまで安全に届けることが可能となります。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

医薬品物流の見直し、ぜひ丸総にご相談ください

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