メディカルロジスティクスサイト

トップページ > 物流コラム

医薬品GDPの輸送

2025/12/23(2025/12/17)
0
医薬品GDP
医薬品GDPの輸送

こんにちは。

今回は輸送について考えたいと思います。

医薬品GDPにおいて「輸送」は、医薬品の品質を維持したまま、製造販売業者や卸売販売業者から医療機関・薬局等へ確実に届けるための、極めて重要な工程です。
輸送中は温度逸脱、破損、盗難、混入、誤配送など、さまざまなリスクが存在するため、計画的かつ管理された輸送が求められます。

輸送条件の管理

医薬品は、承認事項や製品特性に基づき、適切な温度・湿度・遮光条件で輸送されなければなりません。
特に、冷蔵・冷凍医薬品や高温に弱い製品については、保冷剤、冷蔵車、温度管理容器などを用い、輸送中も定められた温度範囲を維持することが必要です。

また、輸送ルートや所要時間を事前に把握し、想定外の遅延や停滞が生じた場合の対応方法もあらかじめ定めておくことが重要です。

輸送中の品質確保

輸送中は、医薬品が破損・汚損・混入しないよう、適切な包装および積載方法を採用します。
異なる製品やロットが混在する場合には、識別が容易になるよう整理・区分を行い、取り違えの防止に努めます。

さらに、輸送中の温度記録や輸送状況の確認が求められる場合には、温度ロガー等を活用し、後から検証可能な記録を残します。

セキュリティと偽造医薬品対策

医薬品の輸送では、盗難や不正な差し替えを防止するためのセキュリティ対策も重要です。
車両の施錠管理、積替え時の監視、委託先の信頼性確認などを通じて、正規流通経路が維持されるよう管理します。

輸送業務の委託管理

輸送を外部業者に委託する場合でも、医薬品の品質に対する責任は委託者側にあります。
そのため、輸送業者に対してGDPの考え方や取扱いルールを周知し、契約内容や手順書により役割と責任を明確にすることが求められます。

異常時の対応

輸送中に温度逸脱、事故、紛失などの異常が発生した場合には、速やかに報告・記録を行い、製品の使用可否を評価します。
必要に応じて出荷停止や回収を行い、再発防止策を講じることがGDPに基づく適切な対応となります。

作成 :薬剤師 菅沼一茂

 

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

医薬品物流の見直し、ぜひ丸総にご相談ください

製薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。

▶︎ [お問い合わせはこちら]

メディカル担当

電話:0548-32-0770

e-mail:sales@marusoh-el.co.jp

お問い合わせ

医薬品・医療機器の物流に関することや資料請求はお気軽にお問い合わせください