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GS1コードとは

2026/03/13(2026/03/03)
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医薬品GDP
GS1コードとは

こんにちは。

今回はGS1コードについて考えたいと思います。

医薬品におけるGS1コードは、医療安全の確保、偽造医薬品の防止、そして流通の効率化を目的に、世界基準で標準化されています。

日本では厚生労働省の通知により、医療用医薬品への表示が義務化されています。

医薬品に表示される主な項目

GS1コードには、単なる商品識別だけでなく、以下の情報(アプリケーション識別子:AI)が含まれています。

  • GTIN (商品コード): どの製品かを特定する14桁の番号。

  • 有効期限: 使用期限(例:2026年3月末など)。

  • ロット番号: 製造管理の単位。回収時に不可欠。

  • シリアル番号: 個々のパッケージを識別する番号(※一部の品目)。

バーコードの種類

医薬品の包装形態によって、使用されるバーコードの形状が異なります。

GS1データマトリックス(2次元コード)

  • 主な用途: 調剤包装単位(PTPシートの裏など)、販売包装単位。

  • 特徴: 非常に省スペースで、多くの情報(ロットや期限)を詰め込めます。現在の医薬品管理の主流です。

GS1-128 / GS1 DataBar(1次元コード)

  • 主な用途: 元箱(外装カートン)など。

  • 特徴: 従来のレーザースキャナーでも読み取り可能ですが、2次元コードに比べると場所を取ります。

導入のメリット

なぜこれほど細かくコードを管理しているのか、それには明確な理由があります。

メリット        内容
医療事故防止    病院や薬局でスキャンすることで、取り違え(誤薬)を防ぐ。
トレーサビリティ  「いつ、どこで製造され、どこに納品されたか」を即座に追跡できる。
在庫管理の効率化  期限切れ間近の製品を自動で検知し、廃棄ロスを減らす。
偽造品対策     シリアル番号による個体識別で、本物であることを証明する。

規制の動き

日本では、2021年(令和3年)から「特定標章(GS1コード)」の表示が医薬品のパッケージに法的に義務付けられました。これにより、現在流通しているほとんどの医療用医薬品には、ロット番号や有効期限を含んだ2次元バーコードが印字されています。

注意: 一般用医薬品(市販薬)については、主にJANコード(13桁のバーコード)が使われてきましたが、現在は管理高度化のためGS1への移行が進んでいます。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

 

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