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医薬品GDPの職員の注意事項

2026/04/21(2026/04/10)
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医薬品GDP
医薬品GDPの職員の注意事項

こんにちは。

今回は職員の注意事項について考えてみましょう。

職員の注意事項は、「医薬品の品質を守る最後の砦」という意識を全員が持つことが基本です。GDPガイドラインでも、第2章「職員」で教育訓練・責任・衛生管理の重要性が明確に示されています。

手順を守る(自己判断しない)

  • 決められた作業手順書(SOP)どおりに行動する
  • 「少しだけなら大丈夫」という省略をしない
  • 異常時は勝手に対応せず、責任者へ報告する

例:

  • 保管場所を勝手に変えない
  • ラベルの貼替えを独断でしない
  • 温度逸脱を見逃さない

温度・保管環境を意識する

医薬品は温度・湿度・光・衝撃に弱いものがあります。
職員は、日常作業の中で品質劣化リスクを防ぐ必要があります。

注意点

  • 冷所品を常温エリアに放置しない
  • 荷受け後すぐ所定場所へ移動
  • ドアの開放時間を短くする
  • 直射日光や雨を避ける

先入先出・期限管理を徹底する

  • ロット番号、使用期限を必ず確認
  • 古い在庫から先に出庫
  • 期限切迫品は区分管理
  • 期限切れ品は即隔離

重要
「見た目が大丈夫」でも使用期限管理は必須です。

衛生管理を守る

GDPでは、職員の衛生手順(健康管理・更衣・衛生管理)が必要とされています。

注意事項

  • 手洗い・消毒の徹底
  • 清潔な作業服着用
  • 私物持込み制限
  • 体調不良時は無理に作業しない

理由
異物混入、汚染、虫・ねずみ誘引を防ぐため。

異常・逸脱をすぐ報告する

GDPでは「隠さない文化」が重要です。

報告対象

  • 温度逸脱
  • 荷崩れ、破損
  • 水漏れ、結露
  • 虫・ねずみ痕跡
  • ラベル不備
  • 数量差異

ポイント
小さな違和感でも記録・報告する。

偽造品・取り違え防止

GDPでは偽造医薬品の流入防止も重要な目的です。

注意点

  • 納品書と現品照合
  • 未承認ルート品を受け入れない
  • 封印破損確認
  • 不審品は隔離

教育訓練を受け続ける

GDPでは、全職員への教育訓練と記録保存、効果確認が求められています。

必要な教育

  • GDPの基本
  • 温度管理
  • 異常時対応
  • 防虫防鼠
  • 災害対応

まとめ

医薬品GDPにおける職員の基本は、

  • 手順遵守
  • 温度管理
  • 衛生管理
  • 異常報告
  • 教育訓練

です。
「いつも通り」が事故につながることもあるため、毎日の確認と記録が品質を守る鍵です。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

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