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医薬品GDPの倉庫内の清掃

2026/04/22(2026/04/10)
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医薬品GDP
医薬品GDPの倉庫内の清掃

こんにちは。

今回は倉庫内の清掃について考えてみましょう。

倉庫内清掃は、単なる美化ではなく「医薬品の品質を守るための管理活動」です。GDPガイドラインでも、施設は清潔・乾燥状態を維持し、衛生管理手順を文書化して運用することが求められています。

なぜ清掃が重要なのか

倉庫内のほこり、虫、汚れ、結露は、次のような品質リスクにつながります。

  • 外装箱の汚染
  • 異物混入
  • カビ・臭気の発生
  • 害虫・ねずみの誘引
  • 温湿度管理への悪影響

医薬品は患者さんに届く製品なので、「少しの汚れでも放置しない」という意識が重要です。

清掃の基本ルール

日常清掃

 毎日または作業終了時に実施

  • 床の掃き掃除・拭き掃除
  • 入出荷口まわりの清掃
  • ごみ回収
  • パレット破損片・ラップくず除去
  • 棚下のほこり確認

定期清掃

 週次・月次で計画実施

  • 高所ラック上部の除塵
  • 空調吹出口の清掃
  • 排水溝・排気口の点検
  • 壁・シャッターまわりの清掃
  • 照明カバー清掃

特別清掃

 異常時対応

  • 液漏れ・破損発生時
  • 害虫発見時
  • 水漏れ・結露発生時
  • 工事後・修繕後

清掃時のGDPポイント

① 医薬品を汚染しない

  • 清掃用具は専用品を使用
  • 清掃中は製品に水・薬剤がかからないよう養生
  • 強い臭いの洗剤は避ける

② ゾーニングを守る

  • 保管エリア用とトイレ・外周用で道具を分ける
  • 色分け管理が有効

③ 温湿度への影響を考える

  • 清掃で長時間シャッター開放しない
  • 結露発生に注意

④ 記録を残す

  • 実施日
  • 実施者
  • 清掃場所
  • 異常有無
  • 是正内容

GDPでは「やったことを証明できる」ことが大切です。

現場でよくある注意点

  • 棚の奥に古い段ボールくずがたまる
  • パレット下にほこりが蓄積
  • 清掃道具自体が汚れている
  • 清掃後の乾燥不足
  • 防虫防鼠対策と連携不足

 

現場向けにわかりやすく言うと

「倉庫をきれいにする」のではなく、
“医薬品に悪影響を与えるものを持ち込まない・残さない”ための清掃です。

清掃の質が、そのまま医薬品の品質と患者さんの安全につながります。

作成 :薬剤師 菅沼一茂

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