災害と隣り合わせの日本。物流の再設計が急務
近年ますます激甚化する地震・噴火・台風・豪雨といった自然災害。
医薬品のような“止められない物流”において、BCP(事業継続計画)の現実性が問われています。
現在多くの企業が採っている関東・関西の2拠点体制は、効率重視では有利な一方、
一度どちらかの拠点が被災すれば、全国供給が一気に揺らぐリスクを孕んでいます。
医薬物流の多くは、関東・関西の2拠点体制を基本としています。
この形は以下のような利点があります。
ここでは、BCP設計において候補となり得る5つの地域の物流特性を、中立的にご紹介します。
それぞれのメリット・リスク・立地的役割を把握し、自社にとって最適な拠点戦略を構築する参考にしてください。
BCP上の正解は一つではありません。
物流網の再設計は、以下のような視点を踏まえて検討すべきです。
対象地域の災害リスク
拠点からのカバー範囲とリードタイム
拠点設置・運用コスト(人件費・地価・輸送費)
医薬品の特性(温度帯、保管要件、納期制限)
重要なのは「自社のBCPにおける優先順位は何か」を明確にすること。
効率性か冗長性か。集中化か分散か。そのバランスをどう設計するかが問われます。
丸総では、物流拠点の立地分析・BCP構築支援・共通倉庫運営などのご相談を随時承っております。
「BCP設計を今見直したい」「どの地域が自社に合うのか検討したい」など、どんな段階でもお気軽にご連絡ください。
▶ お問い合わせはこちらから
メディカル担当
電話:0548-32-0770
e-mail:sales@marusoh-el.co.jp