なぜ夏場にBCPが重要なのか
夏季には次のような事象が発生しやすくなります。
- 猛暑による倉庫内・車両内の温度上昇
- 台風・集中豪雨による物流停止
- 落雷などによる停電
- 道路冠水や土砂災害による配送遅延
- 空調設備の故障や能力低下
これらは医薬品の品質だけでなく、患者への安定供給にも影響するため、事前の備えが欠かせません。

こんにちは。
今回は夏場のBCPについて考えてみましょう。
夏場は、高温・豪雨・台風・停電など、医薬品の品質や物流に影響を及ぼすリスクが増える季節です。医薬品を必要とする患者へ安定して供給し続けるため、夏季特有のリスクを想定したBCPの整備が重要となります。
夏季には次のような事象が発生しやすくなります。
これらは医薬品の品質だけでなく、患者への安定供給にも影響するため、事前の備えが欠かせません。
① 温度管理の継続
停電や空調故障時でも、保管温度を維持できる体制を整えます。
ポイント
「停電したらどうするか」を事前に決めておくことが重要です。
② 豪雨・台風への備え
浸水や物流停止を想定します。
③ 配送ルートの確保
道路状況によって通常ルートが使えない場合があります。
④ 通信手段の確保
災害時は電話がつながりにくくなることがあります。
複数の連絡方法を準備しておくことが望まれます。
⑤ 重要設備の点検
夏前に以下を確認します。
故障してから対応するのではなく、予防保全が重要です。
BCPは作成するだけでは十分ではありません。
例えば、
などを想定した訓練を定期的に実施し、手順どおりに対応できるか確認しましょう。
夏場は医薬品物流にとって最もリスクの高い季節の一つです。
BCPでは、
をあらかじめ整備しておくことが重要です。
「災害が起きてから考える」のではなく、「起きても医薬品を安全に供給できる体制を準備しておく」ことが、医薬品GDPにおけるBCPの目的です。
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理
リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)
BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)
医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。
薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。
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