メディカルロジスティクスサイト

トップページ > 物流コラム

医薬品GDPの倉庫の夏場の清掃

2026/08/19(2026/07/30)
0
医薬品GDP
医薬品GDPの倉庫の夏場の清掃

こんにちは。

今回は倉庫の夏場の清掃について考えたいと思います。

夏場は気温・湿度の上昇により、医薬品倉庫ではカビ・細菌・昆虫の発生リスクが高まります。医薬品GDPでは、保管環境を適切に維持し、製品の品質を守るため、通常以上に計画的な清掃が重要になります。

なぜ夏場の清掃が重要なのか

夏季は湿度が高くなることで、床や壁に結露が発生しやすくなります。また、段ボールから発生する紙粉やほこりは湿気を吸収し、カビや害虫の温床となることがあります。

さらに、倉庫の出入口を開放する機会が増えることで、ハエ・蛾・クモなどの昆虫が侵入しやすくなります。これらは異物混入や衛生管理上の問題となるため、日常的な清掃と点検が欠かせません。

夏場に重点的に実施したい清掃ポイント

① 床面清掃

  • ほこり・紙粉・包装資材の破片を除去
  • 水たまりや結露がないか確認
  • クラック(ひび割れ)にごみが溜まっていないか確認

② 棚・ラック

  • 棚上部のほこり除去
  • 製品裏側の清掃
  • ラック支柱周辺の汚れ除去

③ 出入口・シャッター周辺

  • 虫の侵入痕跡確認
  • 落ち葉やごみ除去
  • ドア下部の隙間確認

④ 排水口・側溝

  • ごみ・泥の除去
  • 悪臭の有無確認
  • 害虫発生状況の確認

⑤ 空調設備

  • 吹出口の汚れ確認
  • フィルター清掃
  • 結露の有無確認

清掃時の注意点

  • 医薬品や包装資材へ洗剤や水が飛散しないよう配慮する。
  • 清掃用具は区分管理し、汚れたモップや雑巾を使い回さない。
  • 清掃後は床面を十分乾燥させ、滑りや湿気を残さない。
  • 清掃実施日・担当者・異常の有無を記録し、GDP文書として保管する。

 

夏場の清掃チェック項目

☑ 床に紙粉やほこりがない
☑ 水漏れ・結露がない
☑ 虫の死骸・糞・巣がない
☑ 段ボールのカビ・湿気がない
☑ 排水口周辺が清潔である
☑ 空調吹出口が清潔である
☑ 清掃記録が作成されている

まとめ

医薬品GDPでは、「汚れてから清掃する」のではなく、「汚れを発生させない環境を維持する」ことが重要です。特に夏場は、高温多湿によって衛生リスクが高まるため、日常清掃・定期清掃・設備点検を組み合わせた予防的な管理が、医薬品の品質維持と安全な流通につながります。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

医薬品物流の見直し、ぜひ丸総にご相談ください

薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。

▶︎ [お問い合わせはこちら]

メディカル担当

電話:0548-32-0770

e-mail:sales@marusoh-el.co.jp

お問い合わせ

医薬品・医療機器の物流に関することや資料請求はお気軽にお問い合わせください