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医薬品GDPの温度マッピングの作業の流れ

2025/09/02(2025/08/21)
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医薬品GDP温度マッピング
医薬品GDPの温度マッピングの作業の流れ

こんにちは。

今回は温度マッピングの作業などの流れについて考えたいと思います。

事前準備

  • マッピング計画書の作成

    • 対象範囲(倉庫・冷蔵庫・車両など)

    • 使用機器(温度ロガーの機種・数・配置場所)

    • 測定期間(通常期・夏季・冬季)

    • 記録間隔(例:5分ごと、10分ごと)

  • 機器校正確認

    • 温度ロガーは定期的に校正済みであることを確認。

スケジュール

温度ロガー

送付、受取、設置、設置確認、温度測定(数日間)、回収、返送、受取の計画作成

の予定表などが必要になります。

設置場所図面

設置場所の図面の位置、高さを考えて行きます。

 

データ回収と解析

  • 温度ロガーのデータを回収し、グラフや表にまとめる。

  • 最高温度・最低温度・平均温度を算出。

  • 温度分布図(ヒートマップ)を作成して「ホットスポット」「コールドスポット」を特定。

 

結果の評価

 

  • 管理基準(例:15~25℃、2~8℃など)との適合性を確認。

  • 基準を逸脱したエリアがある場合、改善策(空調調整・棚の配置換えなど)を検討。

 

報告書作成

  • 実施手順・測定条件・データ解析結果・改善提案を記録し、GDP準拠の文書として保管。

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

医薬品物流の見直し、ぜひ丸総にご相談ください

 

製薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。

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電話:0548-32-0770

e-mail:sales@marusoh-el.co.jp

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