品質システムとは
品質システムとは、
「品質を確保するための仕組みを全体的に管理・運用する枠組み」のことを指します。
製造現場のGMPと同様に、GDPにおいても、
「計画 → 実行 → 点検 → 改善(PDCA)」の考え方が基本です。
品質システムの目的は、
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医薬品の品質が製造所から最終供給先まで維持されること
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各業務が手順に従って正しく実施されること
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問題が発生した際に再発防止が図られること
これらを組織的・継続的に管理することです。

こんにちは。
今回は品質システムの保証について考えてみたいと思います。
品質システムとは、
「品質を確保するための仕組みを全体的に管理・運用する枠組み」のことを指します。
製造現場のGMPと同様に、GDPにおいても、
「計画 → 実行 → 点検 → 改善(PDCA)」の考え方が基本です。
品質システムの目的は、
医薬品の品質が製造所から最終供給先まで維持されること
各業務が手順に従って正しく実施されること
問題が発生した際に再発防止が図られること
これらを組織的・継続的に管理することです。
品質保証は、品質システムの中核をなす概念です。
簡単に言えば、
「医薬品の品質が常に確保されていることを保証する活動」
のことです。
そのためには、次のような要素が重要になります:
手順書類の整備と遵守
教育訓練の実施
委託先・外部業者の適格性評価
苦情・逸脱・回収などの品質関連事象の管理
内部監査(自己点検)の実施
これらの活動を通じて、組織としての品質保証が成立します。
GDPガイドラインでは、品質システムは次の4つの要素で構成されています。
経営者の責任
品質方針の策定、資源の確保、品質文化の醸成など。
経営層の関与が不可欠です。
人的資源(教育訓練)
従業員が自分の役割とGDPの意義を理解していること。
手順と記録の管理
すべての業務を手順化し、記録を残すことでトレーサビリティを確保します。
品質リスクマネジメント(QRM)
品質へのリスクを特定・評価・制御するプロセス。
過剰な対策や抜け漏れを防ぐバランスの要です。
倉庫や物流現場における品質システムは、次のような形で現れます。
入出庫時の温度記録・確認手順
ロットトレーサビリティの確保
誤出荷防止策(二重確認・バーコード照合)
温度逸脱時の対応手順
教育訓練の定期実施と記録保存
委託先(輸送業者)の適格性評価
これらを一貫して運用することで、GDPにおける「品質の保証」が達成されます。
GDPの品質システムは「仕組み」、品質保証はその「目的」
手順と記録を通じて再現性と透明性を確保することが重要
倉庫や輸配送の現場も、日々の業務一つひとつが「品質保証活動」である。
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
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BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)
医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。
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