医薬品に表示される主な項目
GS1コードには、単なる商品識別だけでなく、以下の情報(アプリケーション識別子:AI)が含まれています。
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GTIN (商品コード): どの製品かを特定する14桁の番号。
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有効期限: 使用期限(例:2026年3月末など)。
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ロット番号: 製造管理の単位。回収時に不可欠。
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シリアル番号: 個々のパッケージを識別する番号(※一部の品目)。

こんにちは。
今回はGS1コードについて考えたいと思います。
医薬品におけるGS1コードは、医療安全の確保、偽造医薬品の防止、そして流通の効率化を目的に、世界基準で標準化されています。
日本では厚生労働省の通知により、医療用医薬品への表示が義務化されています。
GS1コードには、単なる商品識別だけでなく、以下の情報(アプリケーション識別子:AI)が含まれています。
GTIN (商品コード): どの製品かを特定する14桁の番号。
有効期限: 使用期限(例:2026年3月末など)。
ロット番号: 製造管理の単位。回収時に不可欠。
シリアル番号: 個々のパッケージを識別する番号(※一部の品目)。
医薬品の包装形態によって、使用されるバーコードの形状が異なります。
GS1データマトリックス(2次元コード)
主な用途: 調剤包装単位(PTPシートの裏など)、販売包装単位。
特徴: 非常に省スペースで、多くの情報(ロットや期限)を詰め込めます。現在の医薬品管理の主流です。
GS1-128 / GS1 DataBar(1次元コード)
主な用途: 元箱(外装カートン)など。
特徴: 従来のレーザースキャナーでも読み取り可能ですが、2次元コードに比べると場所を取ります。
なぜこれほど細かくコードを管理しているのか、それには明確な理由があります。
メリット 内容
医療事故防止 病院や薬局でスキャンすることで、取り違え(誤薬)を防ぐ。
トレーサビリティ 「いつ、どこで製造され、どこに納品されたか」を即座に追跡できる。
在庫管理の効率化 期限切れ間近の製品を自動で検知し、廃棄ロスを減らす。
偽造品対策 シリアル番号による個体識別で、本物であることを証明する。
日本では、2021年(令和3年)から「特定標章(GS1コード)」の表示が医薬品のパッケージに法的に義務付けられました。これにより、現在流通しているほとんどの医療用医薬品には、ロット番号や有効期限を含んだ2次元バーコードが印字されています。
注意: 一般用医薬品(市販薬)については、主にJANコード(13桁のバーコード)が使われてきましたが、現在は管理高度化のためGS1への移行が進んでいます。
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
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