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医薬品GDPの入退室記録

2026/05/28(2026/05/15)
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医薬品GDP
医薬品GDPの入退室記録

こんにちは。

今回は入退室記録について考えてみましょう。

医薬品倉庫では、「誰が・いつ・どこに入ったか」を記録する“入退室管理”が非常に重要です。
これは単なる防犯対策ではなく、医薬品GDPの基本である「品質保証」と「セキュリティ確保」に直結しています。

なぜ入退室記録が必要なのか

医薬品は、人の健康や命に関わる製品です。
そのため、倉庫内へ無関係な人が立ち入ったり、不適切な作業が行われたりすると、以下のようなリスクが発生します。

  • 異物混入
  • 盗難
  • 偽造医薬品の混入
  • 温度管理エリアへの不正侵入
  • 在庫改ざん
  • 情報漏えい

特にGDPでは、「誰が関与したか追跡できること(トレーサビリティ)」が求められるため、入退室記録は重要な証拠になります。

記録すべき主な内容

入退室記録には、一般的に以下を残します。

項目 内容
氏名 入室した人物
所属 社員・委託業者・来訪者など
入室日時 何時に入ったか
退室日時 何時に出たか
入室目的 点検、清掃、作業など
立会者 来訪者の場合
対象エリア 冷所、保管室など

特に注意が必要なエリア

以下の区域は、重点的な管理対象になります。

  • 温度管理エリア
  • 麻薬・向精神薬保管場所
  • 返品・隔離品エリア
  • 高額医薬品保管場所
  • サーバー室・記録保管室

これらはアクセス権限を限定し、「関係者以外立入禁止」を徹底します。

よくあるGDP上の不備

現場では、次のような問題が起こりやすいです。

記録漏れ

「少し入っただけだから」と未記入になるケース。

共連れ入室

許可を持たない人が、一緒に扉を通過するケース。

退室時間未記入

後追い調査ができなくなる原因になります。

来訪者管理不足

業者や点検員の記録が曖昧。

改善のポイント

ICカードや生体認証の活用

自動記録化により、記入漏れを減らせます。

来訪者ルールの明確化

  • 単独行動禁止
  • 必ず同行者を付ける
  • 入館証着用

などをルール化します。

定期監査

入退室記録と実際の作業記録を照合し、不整合がないか確認します。

GDP的な考え方

GDPでは、「問題が起きないこと」だけでなく、

“問題発生時に追跡できること”

が非常に重要です。

入退室記録は、

  • 品質保証
  • セキュリティ
  • 監査対応
  • 原因調査

を支える基礎記録と言えます。

日常業務では軽視されやすい部分ですが、査察では細かく確認されるポイントでもあります。
「記録を残す文化」を現場全体で徹底することが、GDP運用の安定につながります。

 

作成 :薬剤師 菅沼一茂

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理

  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)

  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

医薬品物流の見直し、ぜひ丸総にご相談ください

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丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。

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