正規流通経路とは
正規流通経路とは、
「法令に基づき許可・認可を受けた事業者のみが関与し、製造から患者に届くまでの履歴が追跡可能な流通ルート」
を指します。
正規流通経路に関与できる主体
-
製造業者(製造販売業者を含む)
-
卸売販売業者
-
薬局・医療機関
-
その他、法令に基づく許可を有する事業者
上記以外の者が介在した流通は、GDP上「正規」とはみなされません。

こんにちは。
今回は正規流通経路について考えたいと思います。
医薬品GDPでは、医薬品が真正かつ安全に供給されることを確保するため、流通経路の透明性と正当性が重要視されています。
その中心が 正規流通経路の概念です。
正規流通経路とは、
「法令に基づき許可・認可を受けた事業者のみが関与し、製造から患者に届くまでの履歴が追跡可能な流通ルート」
を指します。
正規流通経路とは、
「法令に基づき許可・認可を受けた事業者のみが関与し、製造から患者に届くまでの履歴が追跡可能な流通ルート」
を指します。
正規流通経路に関与できる主体
製造業者(製造販売業者を含む)
卸売販売業者
薬局・医療機関
その他、法令に基づく許可を有する事業者
上記以外の者が介在した流通は、GDP上「正規」とはみなされません。
◆ 偽造医薬品の侵入防止
非正規ルートでは真贋確認が困難となり、患者の安全が脅かされる。
◆ 品質逸脱リスクの低減
温度管理・保管環境など、GDP適合が担保されたルートでのみ品質が保証される。
◆ トレーサビリティの確保
誰が、いつ、どのように扱ったかを記録し、回収や調査時に迅速な対応が可能。
製造業者
↓(出荷管理・ロット管理)
卸売販売業者
↓(在庫管理・配送管理)
薬局・医療機関
↓
患者へ
● 取引先の適格性評価
相手が「許可」を保有しているか
GDPに準拠した品質システムを持つか
保管・輸送の体制が適切か
(許可証の確認、監査、契約書など)
● 取引先との「品質契約」
責任の明確化(温度管理、記録、緊急時対応など)
● 記録(トレーサビリティ)
出荷・受領・返品・回収すべてを記録し、迅速に追跡可能とする。
● 正規ルート外の取引禁止
「第三者を介した転売」「未許可業者からの買い取り」などは厳禁。
許可のない事業者を介した取引
温度管理不備や記録欠如により真正性が証明できない流通
返品品の不適切な再販
オンライン市場での非正規販売
これらはGDP違反となるだけでなく、偽造医薬品の混入や品質事故につながる重大リスク。
出荷先・仕入先の許可番号確認を徹底
すべての医薬品移動に対し記録を残す
温度管理ロガー・受領確認などによる真正性の立証
返品・回収フローでは「正規ルートのみ」取り扱う
不審な取引依頼は必ず管理者へ報告
正規流通経路の確保は、GDPの基盤であり、
「確かな品質の医薬品を患者に届ける」ための最重要概念。
物流部門も品質部門も、すべての関係者が正規ルート維持に責任を持つことが求められます。
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理
リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)
BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)
医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。
製薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。
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