設備関連費用
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倉庫の温度・湿度管理(空調、断熱、加湿・除湿設備)
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温度マッピングやモニタリング機器(温度ロガー、センサー)
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防虫防鼠設備(トラップ、侵入防止施工)
こんにちは。
業務の様々な作業には経費が発生します。
医薬品の流通過程でGDPを遵守するためには、
適正な人員・設備・管理体制が必要になります。
そのために発生する費用を GDP関連経費 と考える事ができます。
倉庫の温度・湿度管理(空調、断熱、加湿・除湿設備)
温度マッピングやモニタリング機器(温度ロガー、センサー)
防虫防鼠設備(トラップ、侵入防止施工)
SOP(標準手順書)の作成・改訂
教育訓練(社員研修、外部セミナー参加)
点検・校正(温度計、ロガー、輸送用車両設備など)
GDP対応車両の導入・維持(冷蔵・定温輸送車)
保冷資材(保冷箱、PCM保冷剤など)
輸送中モニタリング(データロガー設置)
逸脱発生時の調査・是正処置(CAPA)
監査対応(社内・外部監査)
文書管理システムの維持費
GDPを守るための経費は「余分なコスト」ではなく、
品質リスクを未然に防ぎ、会社の信頼を守るための投資 と考えるべきです。
例:
適正な温度管理を怠る → 医薬品の品質低下 → クレームや回収 → 損失額は数百倍
輸送逸脱の防止 → 保険や補償費の削減につながる
リスクベースアプローチ
→ 高リスク領域(温度管理、輸送)に重点的に投資
費用対効果の分析
→ 設備導入と不具合発生リスクの比較
継続的改善(PDCA)
→ 経費の見直しを定期的に実施
医薬品GDPを遵守するための経費は、
「コスト」ではなく 品質・安全・信頼を守るための必要経費 です。
適切な予算確保と費用管理が、長期的な企業価値の向上につながります。
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理
リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)
BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)
医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。
製薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。
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