アウトソースの背景
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医薬品流通は医薬品 GDPに基づいた厳格な管理が必要
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自社ですべて対応するには、専門知識・設備・人材の確保が負担
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専門の物流業者に委託することで、効率化・品質確保・コスト最適化が可能
こんにちは。
今回はアウトソースのポイントについて考えて行きたいと思います。
医薬品流通は医薬品 GDPに基づいた厳格な管理が必要
自社ですべて対応するには、専門知識・設備・人材の確保が負担
専門の物流業者に委託することで、効率化・品質確保・コスト最適化が可能
保管業務:温度管理倉庫、セキュリティ確保、防虫防鼠管理
輸配送業務:温度管理車両、リアルタイムモニタリング、トレーサビリティ
付帯業務:ラベル貼付、流通加工、返品・廃棄対応
システム業務:在庫管理システム(WMS)、輸配送管理(TMS)
GDP適合性:手順書、教育訓練、バリデーションの有無
温度管理能力:倉庫・車両の温度帯別対応、温度記録データの提供可否
品質保証体制:苦情・逸脱への対応プロセス、監査受入体制
BCP対応力:災害時の代替倉庫・輸送ルート、緊急対応力
コストとサービスバランス:単価だけでなく、安定供給を支える能力を重視
専門性の確保(医薬品に特化したノウハウ活用)
設備投資・運営コストの削減
需要変動への柔軟対応(繁忙期・緊急対応)
自社リソースをコア業務(販売・企画・薬事)へ集中可能
委託先依存リスク:業務過多・サービス低下の懸念
情報管理リスク:在庫・患者関連情報の取り扱い
契約上の責任範囲:GDPにおける最終責任は委託者側にあることを明確に
定期監査の実施:チェックリストによる確認、改善要求のフィードバック
アウトソースは コスト削減手段だけではなく、品質確保の戦略的選択肢
適切なパートナー選定と継続的な監査・協力体制が成功の鍵
「任せきり」ではなく、委託者の責任を自覚した管理が重要
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理
リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)
BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)
医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。
製薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。
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メディカル担当
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