輸送中のポイント
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温度管理の徹底
・定められた温度範囲を維持することが最重要。
・保冷車、断熱容器、温度ロガーを活用し、異常が発生した際は迅速に報告。 -
セキュリティ確保
・輸送中の盗難・混入を防ぐため、封印・鍵・監視体制を整備。
・停車場所の選定もリスク管理の一環。 -
取扱いの適正化
・振動・衝撃による品質劣化を防ぐため、積載方法や固定方法を工夫。
・輸送マニュアルを基に、ドライバーへの教育も欠かせない。
こんにちは。
今回は医薬品GDPの輸送・保管中のポイントと言うものを考えてみましょう。
温度管理の徹底
・定められた温度範囲を維持することが最重要。
・保冷車、断熱容器、温度ロガーを活用し、異常が発生した際は迅速に報告。
セキュリティ確保
・輸送中の盗難・混入を防ぐため、封印・鍵・監視体制を整備。
・停車場所の選定もリスク管理の一環。
取扱いの適正化
・振動・衝撃による品質劣化を防ぐため、積載方法や固定方法を工夫。
・輸送マニュアルを基に、ドライバーへの教育も欠かせない。
温度・湿度の維持
・倉庫は恒温・恒湿が基本。
・温度計やロガーを用いた常時モニタリングを実施。
・異常時の緊急対応手順をあらかじめ整備。
ゾーニングと整理整頓
・入荷・出荷・返品・隔離など、エリアごとに区分。
・誤出荷防止のため、表示や仕切りを明確化。
害虫・異物混入対策
・定期的な防虫防鼠の実施。
・異物持ち込みを防ぐルールの徹底。
セキュリティ管理
・関係者以外は立ち入り禁止。
・監視カメラや入退室管理システムの活用。
トレーサビリティ
・輸送記録・保管記録を残し、追跡可能な状態にする。
・温度記録・入出庫データも保存。
緊急時対応
・停電、車両故障、温度逸脱などのリスクを想定し、事前に手順を準備。
教育・訓練
・ドライバー、倉庫作業者、管理者それぞれに役割を周知。
・定期的な研修で意識向上を図る。
輸送も保管も「温度・品質維持」「セキュリティ」「記録の確実性」が大事になります。
作成 :薬剤師 菅沼一茂
株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています:
温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理
リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)
BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)
医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。
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